四季のお話。
節分の日に、
大変お世話になっている皆様と、
高千穂神社に行きました。
ご祈祷後にいつも心温まるお話をして下さいます。
今回は、四季の24節気のお話でした。
グローバル化、AI化となっていく一方、
年月の移り変わりを数で感じるのではなく、
日本には、24節気という素晴らしい楽しみ方がありますよ。
1年を春夏秋冬の4つに、
さらに、一季節を6つに分けた節気。
春を立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、
夏を立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、
秋を立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、
冬を立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒、
ひとつひとつ植物の育生と共に、
味わうことの出来るよう、
私達のご先祖さまが創り出した、四季の味わい方。
目の前の出来事に
たくさん咲って、穏やかに過ごすことが、
日本人が残した四季の過ごし方だったのかもしれないですね。
昔は、笑うを→咲うと書いていました。
人間の顔は、植物と同じなんですよ。
目→芽があって、
鼻→花がある。
耳→実が2つと、
口(歯)→葉があって、
首→茎もある。
植物を愛すように、自分も大切に。
自分を愛すように、植物も大切に。
植物(自然)があるから生きている。
有り難き天からの恵、恩恵に感謝ですよね。
お花が咲くように、
たくさん咲って(わらって)お過ごし下さいね。
というお話でした。
アロマを扱う仕事をしてる事もあって、
自然への恩恵をより深く感じ、
日頃の感謝と、この仕事をさせて頂けることに
改めて、心から喜びと幸せを感じた日でした。
写真は、高千穂神社の樹齢800年の樹。
感慨深く、じっくりと木のパワーを感じさせて頂きました。
とても気持ちの良い節分の日に、
本当に感謝でした。